WHILL MaaS Vision

Case Study

BRIEF

CES2019にて発表された、パーソナルモビリティ「WHILL」の次世代構想であるMaaS(Mobility as a Service)構想をビジュアライズした。

PROCESS

MaaS構想ビジュアライズにあたり「思考実験」を通じて、次世代構想の具体的なサービス、世界観、マーケットとしての発展性を検討。

RESULT

構想を具体化し、ビジュアライズする事でMaaSの具体的イメージを訴求しつつ、事業連携や投資調達のためのプレゼンツールとしても機能した。
WHILLは、スタートアップ企業としてデジタル時代における新たな「車椅子のスタンダード」を作ってきた。そのスタイリッシュな外見とパワフルな駆動をはじめとする機能性の高さは、外出に様々なハードルを持つ下半身が不自由な人たちが、人に会いに行きたくなったり、行けなかった場所に行ける様になったりと、乗る人たちに新たな「バイタリティ」を与えてきた。

これまでは、ヘルスケアの領域でその信頼性と認知を広げてきたWHILLが、次世代の事業構想として、モビリティと都市サービスを一体化させるMaaS(Mobility as a Service)構想を打ち出し、実現に向けて加速していく。
なぜWHILLがMaaS(Mobility as a Service)を実現を目指すのか?
そこには、WHILLが持つ「人々にバイタリティを与える」力を、下半身が不自由な人だけではなく、より多くの人達に使ってもらう事で、「健常|非健常」という境界を超えて、都市生活者全てを「活性化」させるために、WHILLが都市インフラとなり、都市機能(衣食住遊美etc.)と連携し、人々を生き生き活性化させていく。このムービーは、実社会との事業連携を加速し、この世界観を社会実装していくための壮大な構想の始まりとなる。


第1回思考実験:感情|Emotional Moving
WHILLの機能性を超えた感情的な側面を明らかにする。

代表的なワード:
・反骨精神
・Anytime, Anywhere for everyone.
・意志(Will)が道を作る(育てる)
・操作と感情が連動する
・新たな身体表現者
・自由
・相棒感、生物性

抽出したワード達から見えてきたキーワード(ビジョンの種)
 ・「Vitality」=「WHILLの持つ、愛着のような、道具としてのライブ感」 「WHILLの自然な操作感覚に宿る躍動感」

第2回思考実験:テクノロジーの拡張性
「Vitality」と「Infra Mobility」をテーマに
・人間的ストーリー
・都市的シュミレーション(地図をベースにした都市シミュレーション)
以上の二つの観点から「WHILLらしいInfra Mobility」を思考する。

「Trouble Travel」
旅先(主に移動中)で出会った“トラブル”のエピソードを持ち寄る。そこから交通機関とWHILLの互換性、街に関する記憶・感情を抽出する。
このホームワークのテーマは、WHILL搭乗者の感情をもっとも揺り動かし、それによってその日や人生を大きく変えてしまうような出会いについて模索する。
旅先のトラブル、というのは周囲が、自分と身体が異なる、まったくの stranger である状況下における不測の事態に対し、どのように対処するかという、WHILL搭乗者が日常的に直面している状況を追体験するためのメタファー。

第3回思考実験:WHILLのビジョン、ブランドについて思考する
WHILLのビジョンと独自性を「Vitality」、「Infra Mobility」そして人間的なストーリーから考える。

思考実験後、シナリオとビジョンをまとめて提案。


Credits

WOW
Conceptor / Creative Director:Yuki Tazaki
Director:Shingo Abe
Visual Designer:Tomoya Kimpara, Hiroshi Takagishi, Itsuki Maeshiro
Planner:Shigetaka Makabe
Producer:Ko Yamamoto

Advisor : Akihiko Mori (Journalist) / Keisuke Toyoda (noiz architects) / Arina Tsukada (Whole Universe)

Case Studies