国際的に権威のあるドイツのデザイン賞「Red Dot Design Award」にて、「e-plegona」がデザインコンセプト部門、「HOTORIUM」がブランド＆コミュニケーションデザイン部門を受賞しました。制作にご協力いただいた関係者の皆様に、改めて感謝とお礼を申し上げます。 受賞作品「e-plegona」 ヤマハ発動機株式会社とヤマハ株式会社は、共同プロジェクトとして両社の企業理念である「感動」体験の本質を研究しており、その研究成果の一端をアート作品として体験できるインスタレーションを制作。WOWは、インスタレーション作品の体験設計をはじめ、映像や音、システム設計など、企画、制作の全般を担当しました。 本作は2人で体験し、一方が音の発生源（note）を作り、もう一方が叩いて音（tone）を鳴らすことで、リズムを通じた意思疎通を生み出します。このプロセスはジャズのセッションやサッカーのパス回しのように、抽象化された意思の疎通を達成することでコミュニケーションの感動へとつなげる試みです。ヤマハの研究によって定義された「感動」の仕組みを再構築し、言語や文化によらず、誰もが楽しめるよう設計しました。 ▶Red Dot Design Award 2024「e-plegona」 ▶作品詳細

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受賞作品「HOTORIUM」 安川メカトレック末松九機株式会社の新社屋開業に際し、建物中央に位置するアトリウムの空間演出を担当。アトリウムのコンセプト「生き物が自然と集まってくる川のほとりのような場所」に合わせ、自然の振る舞いを模した光のモニュメントを制作しました。長さ1.5mの間接照明43本を組み合わせた光の映像体は、複数のフラクタルなノイズによって構成され、自然界で刻々と変化する光の佇まいを映し出します。アトリウムという場で生まれる出会い、創造性、未来を柔らかな光で照らし、有機的に活性化する場を目指しました。 ▶Red Dot Design Award 2024「HOTORIUM」 ▶作品詳細

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