WOWのオリジナル作品「BAKERU」は、2017年に開催した「ハレとケ展」に始まり、「WOWが動かす世界展」「BAKERU: Transforming Spirits」「世界のBAKERUに会う」と国内外に広がり、2018年からは文化庁の「舞台芸術等総合支援事業(学校巡回公演)」の採択を受け、「BAKERUの学校」として国内の小中学校を巡回してきました。これまでに訪れた学校の総数は37校にのぼり、学校や子どもたちから沢山の反響をいただいています。本プロジェクトは来年度も文化庁からの採択を受け、北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県を対象に、現在実施校を募集中です。 BAKERUの学校 授業内容 巡回公演の授業は、生徒数に応じて1日または2日間の日程で実施します。 【1日目】郷土芸能の学びと「BAKERU」のお面づくり ・郷土芸能の演舞見学 事前に地域の特色や授業の方向性を協議し、実施校にあわせた郷土芸能団体の演舞を披露。 郷土芸能についてのレクチャーも行います。 ・お面制作ワークショップ 折り紙やマジックを使い、「BAKERU」を体験するためのお面を自分でデザインします。 【2日目】技術の裏側と「BAKERU」の体験 ・デジタルアート技術の紹介 「BAKERU」で使用しているプログラミング技術を紹介。 社会におけるプログラミングの活用例についても、わかりやすく説明します。 ・「BAKERU」の体験 ワークショップで自作したお面をかぶり、デジタルアート作品「BAKERU」を体験します。 自分たちが住んでいる土地の文化や風習を知ることは、成長の過程においてアイデンティティの一部として形成され、グローバル化が進む現代においては他国を知る基盤にもつながります。本プログラムは、一連のワークショップを通して、子どもたちが伝統へのまなざしや、感性・テクノロジーへの興味を育むことを目標としています。実施を希望される学校関係者の皆さまは、舞台芸術等総合支援事業の公式サイトをご確認の上、ご応募いただきますようお願い申し上げます。 2025年度舞台芸術等総合支援事業(学校巡回公演) 募集締切:2025年1月24日(金)23時59分 実施時期:2025年度(具体的な日程は相談の上で決定) 公式サイト▶︎ CHECK ─「BAKERUの学校」について─ 文化庁「舞台芸術等総合支援事業(学校巡回公演)」に新設されたメディア芸術の枠で採択されたプロジェクトです。同事業は、全国の小学校・中学校等においてトップレベルの文化芸術団体による巡回公演を行うことを通じて、将来を担うすべての子供たちの豊かな感性を育む場を作り、芸術鑑賞能力の向上を図るとともに、文化的な地域格差の解消を促進することを目的としています。 2023年度記録動画▶︎ PLAY MOVIE レポート記事「BAKERUの学校―2023秋・宮城 築館小学校篇―」▶︎ READ
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