
WOWのオリジナル作品「BAKERU」は、2017年の「ハレとケ展」から始まり、「WOWが動かす世界展」「BAKERU: Transforming Spirits」「世界のBAKERUに会う」など、国内外で展開してきました。2018年以降は、文化庁の「舞台芸術等総合支援事業(学校巡回公演)」に採択され、「BAKERU」の体験を教育現場に活かすプロジェクト「バケルの学校」として全国の小学校を巡回。その土地ならではの文化を体験し、自分たちの地域にどのような伝統が息づいているのか発見する機会を提供してきました。 これまで実施した学校の総数は43校にのぼり、学校関係者や子どもたちから多くの反響をいただいています。本年度は、北海道、秋田、岩手、宮城、福島を巡回。新コンテンツ「ハラㇻキ」の制作に加え、異なる地域に伝わる二つの郷土芸能の交流にも取り組みました。 ▶バケルの学校「ハラㇻキ」制作記事 前編 / 後編
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「バケルの学校」2026年度実施校募集
2026年度も文化庁「舞台芸術等総合支援事業」の採択を受け、「バケルの学校」としては初めて中国・四国地方および兵庫県を巡回します。鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、兵庫県を対象に、現在実施校を募集しています。 郷土の伝統や文化を知ることは、成長過程におけるアイデンティティの形成にもつながり、多様な価値観が共存する国際社会では、他者と関わる際の土台になると考えられます。本プログラムは、一連のワークショップを通して、子どもたちが伝統へのまなざしや、感性、テクノロジーへの興味を育むことを目標としています。実施を希望される学校関係者の皆さまは、舞台芸術等総合支援事業の公式サイトをご確認の上、ご応募いただきますようお願い申し上げます。
バケルの学校 授業内容 巡回公演の授業は、生徒数に応じて1日または2日間の日程で実施。1日目は文化を学び、2日目は技術と体験を結びつけるプログラムを構成しています。 【1日目】郷土芸能の学びと「BAKERU」のお面づくり ・郷土芸能の演舞鑑賞 事前に地域の特色や授業の方向性を協議し、実施校にあわせた郷土芸能団体の演舞を披露。 郷土芸能についてのレクチャーも行います。 ・お面制作ワークショップ 折り紙やマジック等を使い、「BAKERU」を体験するためのお面を自分でデザインします。 【2日目】「BAKERU」の体験と技術を学ぶ ・「BAKERU」の体験 ワークショップで自作したお面をかぶり、デジタルアート作品「BAKERU」を体験します。 ・デジタルアート技術の紹介 「BAKERU」の体験を通してプログラミングの技術を紹介。 社会におけるプログラミングの活用例についても、わかりやすく説明します。
2026年度舞台芸術等総合支援事業(学校巡回公演) 全国の小学校・中学校等においてトップレベルの文化芸術団体による巡回公演を行うことを通じて、将来を担うすべての子供たちの豊かな感性を育む場を作り、芸術鑑賞能力の向上を図るととも に、文化的な地域格差の解消を促進することを目的とした事業です。 募集締切:2026年1月21日(水)23時59分 実施時期:2026年度(具体的な日程は相談の上で決定) 公式サイト▶︎ CHECK
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