信州（長野県）に本社を置くセイコーエプソン株式会社が豊科事業所内にBtoB向けの施設「VISUAL INNOVATION EXPERIENCE」をオープン。同社のビジュアルプロダクツ事業のビジョン・技術・ケイパビリティを紹介する。WOWは、同施設内の360° ROOMにおける映像コンテンツ「OUTLINE」の演出・制作を担当した。 信州の雄大な山々や湖が織りなす稜線、地平線、水平線や、歴史的建造物の輪郭を抽出し、さまざまなモチーフと共に映像と音がグラフィカルにシンクロする。360°の円柱状のスクリーンと床面に投影される映像は、視点が直進するだけでなく、浮遊感を生む上下の移動や、静止して景色を見渡せる瞬間をつくるなど、360° ROOMの特徴を生かした没入体験を演出に取り入れた。