薬師寺ひかり響夜 -inori-
meme nippon project|2022
日本の文化を次世代に継承するために立ち上げられた「meme nippon project(ミームニッポンプロジェクト)」が、2022年7月、「第一章『薬師寺ひかり響夜 -inori-』〜歌舞伎と灯りと響きの夕べ〜」を開催。世界遺産であり、約1300年の間一日も欠かさず「祈り」を続けている薬師寺を舞台に、メイドインジャパンを伏線に第一線で活躍している日本の演者・アーティスト・クリエイターが集結。デジタル技術を駆使した共鳴創作を発表した。薬師寺大講堂にて、声明やプロジェクションマッピングが披露された他、食堂にてサウンドインスタレーションを展開。WOWは、本公演において新作歌舞伎舞踊の映像演出・制作を担当した。 演目は、脚本 戸部和久、演出・振付 藤間勘十郎による新作歌舞伎舞踊『瑠璃光』。中村獅童演じる獅子が、薬師本尊の力を借りて不穏な世界に平和を取り戻す物語。オープニングでは、点から線への表現、細胞分裂を連想させる描写、五大要素(地・水・火・風・空)を用いて天地開闢(てんちかいびゃく)を描いた。舞台中は歌舞伎という一つの作品の一部として、環境に溶け込みながらも各所でアクセントをつけるようなダイナミックな映像展開を加えた。 meme nippon projectについて 時代の道しるべを共に創る。メイドインジャパン、その誇るべき技術とその魂。日本の文化を次世代に継承するために、meme nippon project、紡ぐ者たちによって織りなす運動体息づく暮らしと和文化の結合、意識に織り込まれた美の遺伝子を新たな視点で紡いでいきます。 meme nippon project 公式サイト 「薬師寺ひかり響夜 -inori-」アーカイブ配信 WOW magazine Vol. 202 meme nippon project 第一章「薬師寺ひかり響夜 -inori-」~歌舞伎と灯りと響きの夕べ~ に参加






Credit
Main Organizer : DWANGO Co., Ltd Creation : DWANGO Co., Ltd. / JTQ / WOW / See by Your Ears Cooperation : Shochiku Co., Ltd. Machines : Prizm Co., Ltd. Costumes : Y's Calligraphy : Mariko Kinoshita Special cooperation : Yakushi-ji Temple Main staff Script : Kazuhisa Tobe Direction and choreography : Kanjuro Fujima Kabuki Actor : Shido Nakamura Artistic Director : Junji Tanigawa (JTQ) General Producer : Daisuke Yokozawa (DWANGO) Creative Director : Kosuke Oho(WOW) Sound Artist : evala (See by Your Ears) Video Director / Designer : Tatsuki Kondo(WOW) CG Designer : Tsutomu Miyajima, Kazunori Kojima(WOW) Web / Graphic Designer : Saki Kato, Takeshi Funatsu(WOW) Producer : Shinichi Saeki(WOW) Assistant Producer : Ken Ishii(WOW) Photo: YAMAGUCHI KENICHI JAMANDFIX