映像インスタレーション作品「Sense of Wonder」
地域活性化に関する横浜市と株式会社ポケモンの協定のもと、今年で5回目を迎えるイベント「ピカチュウ大量発生チュウ!」にWOWも参加。今年は、例年開催している昼の部に加え、横浜の魅力の1つでもある夜景と共にイベントを楽めるよう、夜の部も開催されます。「Pokémon Synchronicity」をテーマに、WOWとRhizomatiks Researchがそれぞれ作品を公開。サイエンス・アンド・テクノロジーを駆使し、メディア・アートとポケモンが仮想世界と現実世界でシンクロします。
神秘さに目を見張る感性「Sense of Wonder」 ポケットモンスターは原作者である田尻智さんが昆虫採集の体験をゲーム化し、今や世界の人たちが楽しみ、繋がる、世界的に人気のゲーム作品です。1996年のゲームボーイ用ソフト「ポケットモンスター 赤・緑」発売から現在に至るまでゲーム機やメディアは変化しても、自然界に根ざした設定とポケモン達の愛らしさから生まれる普遍的な魅力は今も人々を魅了し続け、拡大しています。 ポケモンはソフトごとに新しいポケモンが登場しますが、「新登場」ではなく「発見」される設定です。これは実際の自然界と同じで、「新種」と呼ばれる種でも、実際は発見される以前から地球上には存在していました。プレイヤー達はポケモンを「発見」、「採取(ゲット)」し、その生態を「理解」する。「理解」が新たな「好奇心」を呼び覚まし、次の「発見」を促します。 この昆虫採集のプロセス、「発見」「採取」「理解」が好奇心の円環を生み続けます。本作品のタイトルは、レイチェル・カーソン著作の「Sense of Wonder」に由来し、レイチェル自身の言葉によると「神秘さや不思議さに目を見はる感性」のことを意味します。 好奇心は「理解できない」神秘さや不思議さから生まれます。本作品にはポケモンは登場しません。しかし、ポケモンを想像させる神秘さをまとったさまざまな生き物が躍動する事で、鑑賞者の好奇心を呼び覚まし、ポケモンの新たな魅力を「発見」することができます。想像力や好奇心を高める鑑賞体験は、鑑賞対象を見てはいますが、対象に自分達の想像力を掛け合わせ、別の高解像度な「何か」を観ています。この「何か」を観る感性が「Sense of Wonder」です。鑑賞者には、この作品から違う「何か」を「発見」して欲しいと思います。 「Sense of Wonder」開催概要 開催期間:2018年8月10日(金)~ 8月16日(木) 時間:20:00 場所:みなとみらい内港(日本丸メモリアルパーク芝生エリア付近) ※荒天時中止 ▶Pokémon Synchronicity
ピカチュウ大量発生チュウ!「SCIENCE IS AMAZING かがくのちからってすげー!」 5年目となる今年も、延べ1500匹以上のピカチュウたちがみなとみらい地区のあちこちに登場。20匹のピカチュウたちが一斉に街中を行進する「ピカチュウの大行進」や水にぬれながら参加者みんなで楽しめる「ずぶぬれスプラッシュショー」などの、 例年の人気企画は引き続き登場します。さらに、今年はじめての「イーブイの大行進」、規模を拡大した「ピカチュウの船上グリーティング」など、新しい企画も実施します。 イベント概要 開催期間:2018年8月10日(金)~ 8月16日(木) 実施場所:横浜市みなとみらい地区周辺 開催場所:下記URL参照 参加費:無料 ▶オフィシャルサイト
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