2019年2月23日(土)から3月3日(日)まで、未来を創造するテクノロジーカルチャーの祭典「Media Ambition Tokyo 2019」が開催。WOWは、2018年9月に山形市で開かれた山形ビエンナーレ2018で発表した、こけしのプロジェクションマッピング作品「YADORU」を東京で初めて展示します。 「YADORU」 作品について 東北の湯治場を中心に発達した「こけし」。現在は鑑賞品の印象が強いこけしですが、もともとは子どもの手遊び人形として親しまれていました。その絵柄には「五穀豊壌」や「子供の成長」などの願いが込められています。人に見立てる依り代として、また祈りを込めた土産物として、人々はこけしにさまざまな想いを宿し、広めてきました。 「YADORU」は、東北に古くから伝わる郷土玩具をテーマに、工房見学を始めとしたフィールドワークを通して伝統を学び、そこに自分たちの持つ表現技術と解釈を加えて作り上げた実験的な連作の一つです。未彩色のこけしをキャンバスに映像が投影される、身近な工芸を少し違った角度から見つめ直す試みです。 本展では、山形ビエンナーレ2018出展の際に撮影された山形県の人々130名余りの顔が映し出される鑑賞型と、来場者が顔を撮影することで作品に参加できるインタラクション型の2種類を展示します。
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Media Ambition Tokyo 今年で7回目を迎えるMedia Ambition Tokyo [MAT] は、最先端のテクノロジーカルチャーを実験的なアプローチで都市実装するリアルショーケースです。六本木を中心に、渋谷、代官山、銀座、飯田橋、台場、九段など、都内各所を舞台に最先端のアートや映像、音楽、パフォーマンス、トークショー等が集結。国内外の様々な分野のイノベーターや企業、イベントが参画することで、多様なプログラムが都市のあちこちに有機的に増殖し、拡大し、つながり、MATはこれらを包括する活動体として成長を続けています。2020年、そしてその先の未来を見据えて移動や通信、情報を含んだ都市システムのありかたが大きく変化している今、都市の未来を創造するテクノロジーの可能性を東京から世界へ提示し、ジャンルやカテゴリーの枠を超えたボーダーのない自由な実証実験により、未来を変革するムーブメントを実体化するようなテクノロジーアートの祭典を目指します。 会期:2019年2月23(土) 〜3月3日(日) 時間:10:00〜22:00 会場:六本木ヒルズ 森タワー52階 東京シティビュー 入場料:一般当日1,800円、シニア(65歳以上)1,500円、学生(高・大学生)1,200円、子供(4歳〜中学生)600円 ※東京シティビュー入場料 ▶Media Ambition Tokyo
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