みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレに70体のこけしが大集合!

WOW magazine 140 - Aug. 29th, 2018

2018年9月1日(土)から山形市で開催される「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」。WOWは、2017年12月に「POPPO展(山形県東根市・まなびあテラス)」で発表した、こけしのプロジェクションマッピング「YADORU」と、タッチディスプレイでオリジナルの木工工芸を作ることができる「ROKURO」を展示します。

「YADORU」では前作を大幅に拡大し、70体のこけしを展示(前回の3倍規模)。7月21日・22日に行った撮影会、「こけしになる人、集合」に参加した山形市民約130名の顔がこけしに映し出されます。最新のCG技術を駆使して、こけしを双方向型のデジタル玩具化するとともに、これらの信仰玩具に込められていた願いや祈りをダイナミックに表現します。

展示について
作品制作にあたり、私たちは東北に古くから伝わる郷土玩具をテーマに、工房見学を始めとしたフィールドワークを通して伝統について学びました。そこに自分たちの持つ表現技術と解釈を加えて作り上げた、実験的な作品を展示します。本作は伝統的な玩具の世界観をテーマとした作品であると同時に、私たちなりの新しい遊び方の模索でもあります。展示を通して普段とは少し違った角度から郷土玩具の世界に触れることで、地域に伝わる文化の奥深さを再発見するきっかけとなることを願っています。
山形ビエンナーレとは
東北芸術工科大学が主催し、山形市で2年に1回開催する、現代アートのフェスティバルです。3回目の開催となる2018年秋も、国の重要文化財「文翔館」をメイン会場とし、9月1日から9月24日までの週末13日間に渡って、多彩なプログラムを展開します。
2018年の開催テーマは「山のような」です。東北の暮らしと地域文化への、深い共感や鋭い洞察から、現在の山形を表す(=山のような)作品を提示すること。そして、この芸術祭の制作過程において、山形の過去・未来に光をあてる創造的なアイデアや協働をたくさん(=山のように)生み出していくことを目指します。郷土が生んだ世界的な絵本作家として知られる荒井良二芸術監督のもと、古くて新しい「みちの(お)く」を、ゲストアーティストと地域のみなさまとともに、色彩ゆたかに物語っていきます。

みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2018「山のような」 official website
WOW|ハレとケ
展示作品:YADORU、ROKURO
開催期間:2018年9月1日(土)〜9月24日(月) ※期間中の金・土・日・祝日のみ開催
時間:9:00〜16:30
会場:文翔館2階ギャラリー5〜8
住所:山形県山形市旅篭町3-4-51
協力:東根市公益文化施設まなびあテラス、梅木修一、梅木直美

山形ビエンナーレ2018 「WOW|ハレとケ」
関連イベント
「大原大次郎+禿真哉+千葉隆博+WOW|クロストーク『なりたちを読む』」

開催日:2018年9月2日(日)
時間:13:00~15:30(入場無料・申込不要)
会場:文翔館内の各展示室(集合:文翔館前庭)
出演:大原大次郎、禿真哉(トラフ建築設計事務所)、千葉隆博(石巻工房)、工藤薫(WOW)

イベントページ
Photo:Kohei Shikama

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